土曜日仲介業者さんから連絡を受けてから、
建築家紹介所さん、建築家さんにTELで相談。
すぐに自分たちで銀行を訪ねた方がよいとのアドバイスを受け、
翌日3軒銀行を回ることになりました。
(予約はすべて妻が取ってくれました)
まずお昼1時、り〇な銀行のローンセンターへ。
ここには以前も一度来ているのですが、
その時は建物はフラット35、
土地は全額変動金利という構成の、
スマイルパッケージというプランを提示されています。
今回は将来借り換えを前提においた、
変動金利のローンで考えています。
ローンの種類も違うし、土地代こみのローンの話を
すんなり通してくれるかと思いきや、
「本審査のときには、工事請負契約書(工務店との契約書)を提出してください。」
とのこと。
だから土地決済のときには工務店なんて決まってるはずないんだってば~。
というわけで入店後10分で退席。
しかし、
必要十分な額の自己資金を用意し、
土地の契約も済ませ、
建築家さんとの打ち合わせもスタートさせようとしている、
純粋に真面目に家づくりを考えている我々に、
どうしてお金を貸してくれないのか!
ふつふつと怒りの気持ちが湧き上がってくる中、
私の心にはある一つの考えが浮かんできていたのでした。
つぎは私たちの住んでる地域の労〇金庫。
親切そうな中年の女性店員さんでしたが、
ここも基本的にはり〇なと同じ。
土地取得から着工まで約半年はNG。
融資実行時点で工務店が決まってないのはNG。
土地の購入資金を借り入れたければ、
無担保ローンか、「せいかつバックアップローン」と呼ばれる多目的ローンを選ぶことになります。
しかしどちらも金額に制限があるうえ高金利。
住宅ローンが実行される建物引き渡しまでほぼ一年かかる私たちの場合、
計算してもらったら40万超の金利を支払うことになるようです。
ふ、ふざけんじゃねー!
前回書いたような事情が銀行側にはあるとは言え、
あまりにも柔軟性のないこの対応。
数年前までは私たちのようなケースでも融資はおりたはず。
土地のねー奴は贅沢して注文住宅なんざ建てんじゃねーってか?
りそ〇銀行を訪ねた時から感じていたイライラが、ついに頂点に達して口をついて出た言葉、
「じゃあ、土地、現金で買います」
実は私はこの〇働金庫で、財形貯蓄を積み立てていたのです。
一般財形と住宅財形の二本立てですが、
二つ合わせるとそれなりの額に貯まっています。
他の金融機関の預金と合わせると、
なんとか土地代金と諸費用(古家解体費、地盤改良費、不動産仲介費用と登記費用)
は払えそうな感じです。
そのうえで建物建築費用はローンを組む、
というやり方はできるんじゃないか、
と思ったのです。
問題は、工務店との契約時に支払う着手金です。
建築費用を三分の一ずつ、契約時、上棟時、引き渡し時の三回に分けて支払う、
というのが一般的なようですが、
この一回目の支払いが、手持ちの資金の残りでは足が出ます。(←残り二回はローンを使うとした場合)
しかし、ここは工務店との交渉次第で安く抑えてもらえるかもしれません。
店員さんも、
「それはいいですね。上棟時の部分実行も可能です。」
とおっしゃってます。
「では、住宅財形を払い戻してもらう手続きはどうすればいいんですか。」と私が尋ねると、
店員さん「土地に対しては使えません。目的外使用にあたるため、
利子に対する非課税の扱いは無しになります。
利子が非課税とされるのは、建物に対しての使用にのみです。」
私「では、部分的に解約をする、というのはできますか。」
店員さん「できません。目的外使用の場合は全額解約となります。」
なんじゃそりゃ!住宅財形にした意味がないじゃないの!
さらに、
店員さん「通常、住宅財形の解約は、月の20日ごろに締切があって、
そこから実際にお金が払い戻されるのは一カ月ほど先になります。」
ガクッ orz・・・
土地の決済に間に合わへんやん!